新・地球

新しい地球のありかたを考えていくブログ ~新しい地球の未来のために~

⑦作用を働かせる意志、体に意志が宿るとき生命装置が作動

人間の神経には、


運動神経と自律神経があります。

 

運動神経は、自分で考えて動かす神経です。

例えば手や、足を動かす神経です。

「動け」と思っただけでは動きません。

動かそうと思う意志と、

動かすという行為によってはじめて動きます。

一方、自律神経は、

生きているだけで勝手に動いてくれる神経です。

体温、発汗、血圧、呼吸、心拍、胃腸の運動など、

意識していなくても、無意識で、勝手に調整してくれる神経のことをいいます。

死んでしまえば、これらは動かなくなります。

動いていた時と、動いてなかったとき、

何が違うのか。


作用(ここでは自律神経、運動神経)を働かせるナニカ・whatが失われ、

それによって動かなくなったと考えられます。

それをここでは、"意志"と呼んでおきましょう。


地球も同じといえるかもしれません。

なぜ自転や公転、歳差運動、大気の循環といった複雑な動きが起こるのか。

もし、ただの石の塊であったとしたら、

何も起こらないはずではないのか。


意志が作用を働かせる。

意志は働くための形を必要とし、

生物や星に宿ることができる。

意志が宿れば、

生命装置が作動し、生命力がある、生きている状態になる。

そして、意志のある状態からない状態へとに変化したとき、

”死”という。

こういう定義をしてもよいのではないでしょうか。

⑥地球環境問題を解決しようでは問題解決につながらない

地球環境問題、果たして解決に向かっているのでしょうか。

なかなかの困難が予想されます。

地球環境問題を解決しよう、

数値目標としてこう達成しようという達成思考のアプローチでは
解決されにくいからです。

好きなものたべるの控えましょう。
エアコンの温度、夏は28℃にしときましょう。

〇〇しろ(命令)、
●●するな(禁止)、
ではヒトは動かないものです。


快であること、
決定的に脅威となることを回避するようなことでしか、
動きたくない、動きづらいからです。

地球ではたくさんの生物が暮らしています。

ただし、地球というハウスの中で、

”暮らす”ということ、それ自体が目的ではないはずです。
人間も、家で暮らすこと、それ自体は目的ではありません。

 

家族との生活の中で学んだり、

学校で学んだり、
会社でビジネスをしたり、
生活をしながら、活動を通して、生きるという経験を通して
学んでいます。

つまり、地球の目的、存在意義は、
地球という環境を提供すること、
人間やさまざま生物に成長の機会を、
学ぶ機会を与えること、
言い換えると"クラスルーム"を提供する、
ということなのでしょうか。

この"クラスルーム"を壊してしまっては、
多様な生物が生きられなくなってしまいます。
それはめぐりめぐって、人間自身が生きられなくなることにもつながります。

人間同士が争う戦争も同様です。
なぜ人同士が傷つけあうのか、資源を獲得するために争うのか。
奪い合うのではなく、シェアすることはできないのだろうか。

大きな価値観の転換がなければ、
地球環境問題を解決していくことは難しいのかもしれません。

⑤地球とはシェアハウスである

地球にはたくさんの住人が住んでいます。

住民は、動物、植物など。
※五界説によれば植物、動物、菌、原生生物、モネラ

脊椎動物は魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類。

住人の住むハウスは、地球そのもの。

管理人は誰?
人間?
特に管理はしていない様子。

いちばんみんなにとって迷惑なのは?
気づいている?気づいてない?

管理人は今のところ"地球の意思"としておきましょう。

※ウィルスとか、例えばヒトの体の中の赤血球とか白血球とかは?
※鉱物は生物ではないが、意志が宿っているものもあるかもしれない。
※でもマグマぐらいだとそうではないかもしれない。


※この記事は説明方法を模索中により、
 2022年12月11日以降、加筆修正予定です

④地球のダイナミズム、循環サイクルがある

地球の中の物質は、滞留することなく、大きく動いています

まず、地球と月との関係により、
海が満ちたり、引いたりしています。
潮汐といいます。

台風が発生しますが、
コリオリの力で一定方向に進むのではなく、曲がります。
日本にたくさんの台風が上陸しますが、不規則にいったりきたりする台風も
みられます。これも地球環境問題の影響かもしれません。

熱収支があります。
太陽から受け取るエネルギーと、それを地球が跳ね返すエネルギーがある。

熱の差から生まれる大気の循環があります。

炭素の循環があります。


窒素の循環があります。

温室効果ガスの影響があります。


地球環境問題はここだけが取り上げられているような気がします。

海流の影響が気温に関係しています。

 

物質の循環を上記に記しましたが、
命の循環サイクルもあります。
例えばバッタだとして、
バッタ群の中に命が宿り、成長し、活躍し、また生命を終え、
再度同じ個体ではないかもしれませんが、
新しい命が誕生します。
なぜまたバッタからバッタが生まれてくるのでしょう。
単に生命がロボットや無機質なものであるのなら、
死んでしまえばそれで終わりで、
新たな命の誕生もないのではないでしょうか。
また新しく親のバッタから子供のバッタが生まれたとき、

卵から育っていったとき、なぜ同じようにバッタが育っていくのでしょう。

バッタが食べる昆虫、バッタを食べる鳥という関係、
食物連鎖もあります。

毒素を海に流すと生物、主に海洋生物に影響を与えます。
海や生物濃縮の問題で、海に毒素を流す問題についてはもっと検討していく必要があります。

南極の氷が解けると、南極は氷(北極は大陸で、その上に氷がのっかっている)海水面が上昇するといわれています。

ある意味別動隊として人間が暮らし、様々な活動をしており、
地球の循環サイクルに大きな影響を与えています。

この循環サイクルの乱れこそが、気温上昇を引き起こし、自然災害をもたらすため、
地球環境問題ととらえてよいのかもしれません。

※2022年12月11日現在、別途加筆訂正予定

参考:潮汐

www.data.jma.go.jp

③コマとしての地球、地球は生きている

日本にいると、四季折々のすばらしさを感じることができます。

春は桜・花見で栄華、桜吹雪で散りゆくはかなさ、
夏にはヒマワリで咲き誇る雄大さ、
秋には紅葉で彩られる山々の、赤、黄色、オレンジ色の紅葉を、
冬には雪景色、軒下に連なるツララ、雪合戦、子供たちのはしゃぐ声。


なぜ季節は存在しているのでしょうか。

地球を中心として考えてみましょう。

地球が1日かけて回っています。これが自転です。

その地球は太陽の周りを、1年かけて回ります。公転です。

また地軸が23.4°傾いています。
このとき、太陽と地球の位置、地軸によって
エネルギーの受け取り方が一定ではなく、変化を伴います。

公転、自転、地軸の傾きの中で、
太陽からのエネルギー照射に変化が生まれ、
季節が生まれます。

宇宙から地球をずっと眺めていると、
地球はコマのように見えるのかもしれません。
地球はまるで生きている、
踊っているように見えるのかもしれません。

歳差運動という、
地球をコマに見立てた回転軸が約2万6千年(正確には25,772年)かけて
1回転する動きもあります。

地球の上で暮らしているわたしたち。
地球という家の中でしか暮らしたことないからこそ、
あまりわからないのかもしれませんが、
地球とは一体なんなのでしょうか。
動いているから動物でしょうか。
いや、有機物ではないので違います

それは生物という定義に入りません。

もしかすると、定義がよくないのかもしれません。


その変わり、呼び名が1つあります。
たくさんの命をはぐくむことのできる、
たくさんの水をたたえた星、
わたしたちが暮らしている星、
それを"地球"と呼んだのでした。

地球はシェアハウス!
 

参考:地軸 

参考:歳差運動

ja.wikipedia.org

②地球環境問題の解決に向けて考えるべきことは?

例えば、今原油価格などエネルギーの価格が高騰しています。
ガソリン1リットルあたりだと、2022年12月現在では161円です。

これをきっかけとして、節電に取り組んでいこう、と思っている方もいらしゃるかもしれません。

これまで100使っていたものを、無駄をなくし、80ぐらいの利用にとどめることができるなら、20%の削減につながります。

これも1つの、わたしたちがすぐにでも取り組める貢献かもしれません。


フードロスをなくしていく、なるべく少なくしていくということはどうでしょうか。

これまで食べ残していたものをなくし、最後まで食べられるようにしていく。

もっといえば、食べることのできる分だけを調達して、買いすぎないようにしていく。

野菜とか、ご飯とか、魚とか、お肉とか、特に困らないから、必要な分以上に料理して、温度がちょうどでなくなってりまったり、テーブルの上に出しっぱなしにしてしまったり。何度かレンジで温めて、水分が飛んでしまったり。
そういうことを少しずつ減らして、食べられる分を出していく。
小分けにして、今食べないものは冷凍庫に保存したりして。

いろんなことを見つめなおしていく時期にきているのかもしれません。
なぜ今まではモノが、食べ物があふれていたのか。

あふれていた時代はこれからも続いていくのか、
いや、そうではなく転換期に来ているのか。

地球の人口が増え、緑がどんどん減って、ビルが乱立している。

みんなが豊かさを求め、これまで”貧困"と呼んでいた、

明日食べることさえもままらなかった時代の貧困は終わっていて。

もっともっとと、求めるから、誰かの資源を奪うことで生まれた

経済的な格差からくる貧困の時代になっていて。


物質を求めていく時代から、一度立ち止まり、

何が私たちにとって幸せなのかを考えていくべきときが来ている。

何が幸せなのか物質を奪い合うことではなく、
”分けあっていく、支えあっていく"ということ。

そういうことで、無駄なものが減り、もっともっとと求める循環から抜け出すことで、
1人1人が心豊かな、支えあうことのできる社会、国と国との支えあいが
地球環境問題の解決を、ひいては資源争奪の戦争をなくしていくことにつながっていくのかもしれません。

※参考:ガソリン代には税金が含まれる、以下も参考に

chibaseki.jp

 

①地球環境問題への対応、今のままでいいのか?

1.5℃の約束など、地球の気温上昇を防ぐための取り組みがなされています。

産業革命以前の気温と比較して、1.5℃まで抑えることができたのならば、
気候変動による被害を、ある程度のレベルまで抑えることができる、
これより大きくなると、さらなる被害が出てしまう、

せめてこのあたりまでで抑えておこう、というのがこの"1.5℃"のようです。


また2021年ころ時点ですでに1.1℃上昇しているため、

余力は0.4℃、という状況のようです。

 

日本に端を発し、具体的な数値として、取り組むべき目標ができたことは、
ひとつの評価すべきポイントといえるのでしょう。

しかし、地球の気候変動の要因はひじょうに複雑であると感じています。
レジ袋削減や、使い捨てスプーンやフォークの廃止のように、
これを行えばこうなるということが保証されたものではありません。

環境への意識を高める取り組みとして、きっかけとしてはよくても、
果たして効果が出てくるものなのか。

そもそも、なぜ気候変動が起きているのか。
人間の活動によるものなのか、それとも地球や太陽、それら天体の配置などによって起きる現象からの影響の方が大きいものなのか。

正しく何が起きているのかを知り、一人一人が正しく行動を行う中で、
地球全体の、地球家族としての取り組みをなしていかなければ、
グローバル経済の中で、産業全体がつながっている現代においては、
この問題を解決することは難しいのではないでしょうか。

参考:国際連合広報センター 

www.unic.or.jp