地球環境問題、果たして解決に向かっているのでしょうか。
なかなかの困難が予想されます。
地球環境問題を解決しよう、
数値目標としてこう達成しようという達成思考のアプローチでは
解決されにくいからです。
好きなものたべるの控えましょう。
エアコンの温度、夏は28℃にしときましょう。
〇〇しろ(命令)、
●●するな(禁止)、
ではヒトは動かないものです。
快であること、
決定的に脅威となることを回避するようなことでしか、
動きたくない、動きづらいからです。
地球ではたくさんの生物が暮らしています。
ただし、地球というハウスの中で、
”暮らす”ということ、それ自体が目的ではないはずです。
人間も、家で暮らすこと、それ自体は目的ではありません。
家族との生活の中で学んだり、
学校で学んだり、
会社でビジネスをしたり、
生活をしながら、活動を通して、生きるという経験を通して
学んでいます。
つまり、地球の目的、存在意義は、
地球という環境を提供すること、
人間やさまざま生物に成長の機会を、
学ぶ機会を与えること、
言い換えると"クラスルーム"を提供する、
ということなのでしょうか。
この"クラスルーム"を壊してしまっては、
多様な生物が生きられなくなってしまいます。
それはめぐりめぐって、人間自身が生きられなくなることにもつながります。
人間同士が争う戦争も同様です。
なぜ人同士が傷つけあうのか、資源を獲得するために争うのか。
奪い合うのではなく、シェアすることはできないのだろうか。
大きな価値観の転換がなければ、
地球環境問題を解決していくことは難しいのかもしれません。