日本にいると、四季折々のすばらしさを感じることができます。
春は桜・花見で栄華、桜吹雪で散りゆくはかなさ、
夏にはヒマワリで咲き誇る雄大さ、
秋には紅葉で彩られる山々の、赤、黄色、オレンジ色の紅葉を、
冬には雪景色、軒下に連なるツララ、雪合戦、子供たちのはしゃぐ声。
なぜ季節は存在しているのでしょうか。
地球を中心として考えてみましょう。
地球が1日かけて回っています。これが自転です。
その地球は太陽の周りを、1年かけて回ります。公転です。
また地軸が23.4°傾いています。
このとき、太陽と地球の位置、地軸によって
エネルギーの受け取り方が一定ではなく、変化を伴います。
公転、自転、地軸の傾きの中で、
太陽からのエネルギー照射に変化が生まれ、
季節が生まれます。
宇宙から地球をずっと眺めていると、
地球はコマのように見えるのかもしれません。
地球はまるで生きている、
踊っているように見えるのかもしれません。
歳差運動という、
地球をコマに見立てた回転軸が約2万6千年(正確には25,772年)かけて
1回転する動きもあります。
地球の上で暮らしているわたしたち。
地球という家の中でしか暮らしたことないからこそ、
あまりわからないのかもしれませんが、
地球とは一体なんなのでしょうか。
動いているから動物でしょうか。
いや、有機物ではないので違います。
それは生物という定義に入りません。
もしかすると、定義がよくないのかもしれません。
その変わり、呼び名が1つあります。
たくさんの命をはぐくむことのできる、
たくさんの水をたたえた星、
わたしたちが暮らしている星、
それを"地球"と呼んだのでした。
地球はシェアハウス!
参考:地軸
参考:歳差運動